人生は無常です。
私たちは『今』この瞬間を、一生懸命に生きなければなりません。
しかし、がんばりすぎて、身体を壊してしまっては、元も子もありません。
お釈迦さまは弟子にこう教えました。
琴を弾くときに、弦をかたく張っていたら、よい音は出ない。
また、ゆるく張ればよいというものでもない。
かたく張りすぎても、ゆるめすぎてもいけない。
琴と弦の具合をよく見て、しっかり調整しなければ、よい音は出ないのだ。
私たちの生活も同じです。
気を張りすぎるのはよくないです。
反対にゆるめすぎるのもよくないです。
どちらにも偏りすぎない、ちょうどよいところ、
中道を見極めつつ、一生懸命、生きていきましょう。